ドコモのお便りフォトパネルを利用してみてわかった課題とすごさ

設定も終わったところで、実際にフォトパネルを使ってみたいと思います。
【過去記事】 お便りフォトパネルをセットアップしよう!
ドコモのお便りフォトは、写真を送れるメールアドレスを管理者が登録しなければいけません。しかもこのアドレス登録は送信する人がしなければいけないということで、送ってもらう人に登録処理をしてもらう必要があります。例えば、私が管理者としてフォトパネルを設定し、祖父に渡すとしましょう。親にも写真を送ってもらいたいのですが、このとき親がフォトパネルに送るメールアドレスの設定は親自身が行う必要があります。これは自分が送った写真の管理ができるようにIDを取得するためなのですが、ここまでやる必要がない人のためにも、管理者によるアドレス登録だけで送信できるようにする手段も用意すべきだと思います。>ドコモさん
(実際には、届いたメールを転送してもらうことで別の人が登録できるので、代わりに設定してあげることもできなくはないです。)
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さて写真をフォトパネルに表示するには大きく2つの方法があります。今回はメール添付の方法について書きたいと思います。メールで送る場合は、他人にメールを送るのと同様で普段のメール添付となんら変わりません。送信後、しばらくするとフォトパネルにメールマークが表示されてフレームの右側部分が点滅するのでそこを軽くタッチすれば写真が表示されます。フォトパネルの受信速度は最大384kbpsということでHSDPAには対応していないみたいですね。

さて、この送った写真ですが、実はドコモのサーバーにも登録されます(1GBの容量があります。)これがドコモのお便りフォトのうりで、ここで送信した画像を確認できまし、写真の削除もできるので、間違った写真を送った場合でも後から消し去ることができます。
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画面を見るとわかるように、左上に980円で送れる範囲の残り送信可能枚数が出ています。だいたい100枚程度送ることができそうです。とりあえず8月末まではキャンペーンで980円で受信し放題になっているので、管理画面で設定すればこの枚数を超えて受信することができます。
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各写真をクリックすると拡大表示され、フォトパネルでどう表示されているかを見ることができます。すごいのはここで写真を反転させることができることで、ここで変更した向きはフォトパネルの方でも回転し表示されることです。またこの写真をフォトパネルで受信して、見たのかを確認できます。この画面では『お便りフォトパネルで確認済みです』と表示されています。ここで写真の保護をしておけば、サーバ容量の1GBを超えても優先して保存され自動削除されなくなります。写真のタイトルはメールのサブジェクト(タイトル)がそのまま付いています。

いや、しかしサーバーからの設定はスゴイのひとこと。スライドショーパターンまでサーバーでの設定で変更できます。これはソフトバンクのフォトビジョン(PhotoVision)と比較したとき大きな違いですね。送信メールアドレスの設定だけもう少し簡単になれば、ドコモのフォトパネル万歳なんですけどね。
ドコモのお便りフォトはかなり作りこまれていて、指定時間に写真を送る機能や管理者の管理画面で写真の追加削除ができるなど機能豊富です。ただその分敷居が高いと感じるところもある感じです。
さらに詳しい情報はドコモのホームページで