ドコモのお便りフォトに隠された画像処理技術

前回はメール添付でのフォトパネルへの写真の送信について書きましたが、今回はWebアップロードの方法について書きたいと思います。
【過去記事】 ドコモのお便りフォトパネルを利用してみてわかった課題とすごさ

やり方は簡単で、ドコモのお便りフォトのサイトにログインして、ファイルを選択するだけです。『選択した写真を送る』ボタンを押すと送信が行われます。
[,w350]

ドコモの場合、サーバで写真が保管されるのでホーム画面に戻ると今送信した写真が表示されます。ただこの例の場合、まだ白いメールアイコンがついているのでフォトパネル自体にはまだ送信されていない状態であることが分かります。
[,w350]

フォトパネルの方に写真が届くと画面の左上にメールのアイコンが表示され、フレームの右側のセンサ部分が点目します。このセンサ部分に触れると新しく届いた写真が表示されます。センサ部分にタッチしないと表示されず、管理画面では『未読』の状態になるので、ある種の安否確認の機能としてドコモが入れたのではないかと思います。しかしメールのアイコン表示がちょっと格好良くない...。もうちょっとうまい表示の仕方あると思うのですが(^^;。Appleなら間違ってもこんな格好悪い表示の仕方しないだろうなぁ...。
[,w350]

ところで、新たに気付いたんですが、下のWebの管理画面を見ると『風景』という分類がされていることが分かります。昨日掲載した写真は『その他』になっていました。
[,w350]

これは送信者の私が設定したわけではなくて、ドコモのサーバ側で自動判別しています。分類は『人物』『風景』『食べ物』『その他』の4種類です。まだ数枚見ただけですが結果はかなり正確です。たぶん判別結果が曖昧なものは『その他』にしているんでしょう。まだまだおまけ機能だと思うので積極的な宣伝はされていない気がしますが、こうやって自動分類されると風景が見たい時や孫の顔が見たい時など見る人のシチュエーションに合わせて表示されるので面白そうですね。しかしどうやって判別しているんでしょう。
サーバーを経由することで機能を追加できるのはドコモのお便りフォトならではの機能ですので、今後の発展が楽しみです。