「ポータブル Wi-Fi」 が正式発表に。6月24日発売!

ドコモの新機種発表会でも触れられていた「ポータブル Wi-Fi」が正式に発表されました。製造はバッファローということで無線LAN基地局の製造としてはとても有名な会社ですね。(ちなみに個人的には「メルコ」と言われる方がしっくりきます(^^;)

さてこの「ポータブル Wi-Fi」ですが、ドコモの3G網(FOMA網)のほか、公衆無線LAN(いわゆるホットスポット)、有線LANに接続可能となっています。なんだかよくわからないという人もいるかと思いますが、要するに、
『この「ポータブル Wi-Fi」が適切なネットワークに接続してあげるから持ってる端末は「ポータブル Wi-Fi」への接続設定だけすればOKだよ』
ということになります。例えばiPod TouchPSPNintendo DSiPadmylo(?!)などの様々な端末をインターネットに接続したいとき、これまではそれぞれの端末に接続先ごとの設定をしなければいけませんでした。今回の「ポータブル Wi-Fi」では、このポータブル Wi-Fi端末への接続設定さえしておけば後は「ポータブル Wi-Fi」が接続先を選んでくれるということで、とても楽になりますし、ネット接続コストを抑えることもできるようになるかもしれません。
ホットスポットではWi-Fiを一旦終端して再度SSIDが異なるWi-Fi通信を提供するということになるので、なんとなく不思議な感じですね。またバッテリーは6時間程度持つようですが、ポータブルWi-Fiホットスポット接続のためのスキャンを切ることができるなら、多少伸びないかな?と期待してしまいます。

さて気になるお値段ですが、定価では37,000円とのことです。最近では、ドコモの「定額データプラン スタンダード バリュー」に加入するとネットブックPCが100円で購入できたりするので、今回の「ポータブル Wi-Fi」 についても100円程度で販売される可能性は高いと思います。

あと1ヶ月早く発売されたらiPadの機種選択にも影響があったのではないか?と思うと、ちょっと惜しい気がしますが、ドコモのFOMA網をWi-Fiで利用できるというのはとても魅力的ですね。

バッファローとNTTBP、ドコモ網対応「ポータブルWi-Fi」正式発表