ソーラー携帯に需要はあるか?

ソーラー携帯と言えば、防水機能を備えながら太陽光で充電が可能と言うことで、昨年はドコモがSH-08A、auがSH002、ソフトバンクが936SHを発売しました。
さて今月発表された新モデルでは、auがSH007、ソフトバンクが842SHを発表しましたが、ドコモからは発表がありませんでした。一方で、ドコモは7月以降に「FOMA ecoソーラーパネル 01」を発売することを発表しました。
太陽充電(言い方が古いですか?)ケータイは、基本的にはスペック的に差はなく、昨年モデルでは10分間の太陽光による充電で約1分の通話が可能になるものでしたが、今回は2分の通話が可能になったそうです。
一方、ドコモの「FOMA ecoソーラーパネル 01」は、携帯の充電端子に接続するタイプで約4〜5時間で携帯電話の充電が完了(30分の充電で30分以上の連続通話が可能)という高効率のパネルが採用されています。
さて、このソーラーケータイですが、欲しいですか?個人的には現在のスペックでは約不足ではないかと思っています。確かに企業イメージや一定の需要はあると思いますが、太陽光に垂直に10分あてて1〜2分しか使用できないようでは、いざという時の効果は期待できません。また特にドコモは1年携帯を利用すると、500point(プレミアステージの人は無料)で持ち運び用の充電器をもらうことができます。
ドコモやauはこの春ごろ、既存のソーラーケータイを安価な価格で販売しているのを見ました。イメージ先行で販売したものの、商業面では今一歩ということになっているかもしれません。
ただ「FOMA ecoソーラーパネル 01」の性能(30分の充電で30分以上の連続通話が可能)が携帯電話に装備されたら状況は大きく変わるかもしれません。今後のパネル開発に期待したいですね。

ソーラー充電器「FOMA ecoソーラーパネル 01」を開発