さよなら500系新幹線
500系新幹線が2010年2月28日をもって東海道新幹線区間から引退されました。お疲れさまでした。500系新幹線は1997年に営業運転を開始した新幹線で、その形状・色などこれまでの東海道新幹線にない特徴があり、私も気にいっていたので残念です。走行本数も少なかっただけに、予約をとるのも難しかった印象があります。乗ってみると円筒形の形が車内にも感じられて、その独特な雰囲気がまた味がありました。
先頭の形状が他の東海道新幹線と異なるため、先頭車両の座席数が異なるなど列車の振り替え時のオペレーションが難しい点や、車両が高価、N700系の登場で環境性能が高い車両に置き換えを図るためなどいろいろ理由があるそうですが、これだけの特徴のある新幹線が消えていくのは非常に惜しいと思います。自動車がユーザニーズとして荷物を運びやすいミニバンを増やした結果、現在の大学生は車への関心が薄れていると言われるように、あまり効率ばかり追求すると新幹線も単なる移動手段としてとらえられ、夢のある乗り物ではなくなってしまうのではないか？という危惧もあります（私の子供のころは絵本には透明のトンネルを走るリニアモーターカーが描かれていて夢を感じたものでした）。
JR東海はこれからリニアに投資をするので新幹線に対する投資はあまり期待できませんが、ぜひ夢のある車両を開発してほしいものです。
ところで、それに合わせたのか、Amazonがプラレールの500系セットを、現在なんと半額で販売しています。大手家電量販店でも30%引き＋10%ポイントで実質37%程度の割引なので送料無料でこの価格はかなりお買い得です。実は私も購入しました...。我が家のプラレールはいったいどこまで増えるのか。昨日カンブリア宮殿にタカラトミーの社長が出ていましたが、すっかり策略にはまっている気がします（笑）。そしてAmazonも抜け目がない...。
