新しいMacBook AirでMacユーザーは増えるか?

アップルから新しいMacBook Airが発表されました。なんといっても今回の目玉は11型という日本人が喜びそうなサイズの製品を出してきたところではないでしょうか?先代のMacBook Airはその薄さから当初は人気が出たものの、インターフェースの使いづらさなどからさほど成功を収めたとは言えないモデルになってしまいましたが、今回はUSBの口が2個あるなど使い勝手にも配慮された製品になっています。

新型MacBook AirはHDDではなくSSDを搭載したことから軽く、衝撃によるデータの損失を抑える効果が期待できます。一方でHDDより高価なため、11型モデルではCore 2 Duo(1.4GHz)、2GBメモリ、64GB SSD、1.06kgというスペックで88800円というお値段になってしまいます。これはMacBookと同じ値段です。

こうなるとMacBook Airは持ち運び用としては便利ですが1台目としてはスペックとして物足りなさも感じることから新たにマックを購入しようという人向けではないように感じます。むしろ今までマックを利用している人がプレゼンなどの持ち出し用に2台目として購入するというための製品として生まれてきたのではないでしょうか。

アップル、11型液晶/1.06kgで88,800円の「MacBook Air」