Windows Phone 7が発表に ただし日本では販売なし

MicrosoftWindows mobileの遅れを取り戻すべく投入する新たな携帯端末向けOS「Windows Phone 7」を発表し、同時にこれを搭載したケータイ(スマートフォン)9モデルも発表されました。

端末メーカーはサムソン、HTC、LG、Dellといったよくあるスマートフォンメーカーが名を連ねています。930SCとしてOMNIAシリーズを発売しているソフトバンクが今回発表になったOMNIA7を販売してもおかしくはないですが、今回は日本での発売は今のところありません。やはり高度にケータイ文化が発展している日本市場では日本向けカスタマイズなしに投入して良好な実績を上げた端末はほとんどないので、今後のWindows phone7の海外での動向をにらみながら必要なローカライズを行った上での日本市場投入となるのではないかと思います。(ソフトバンクはよくローカライズなしの端末を持ってきてWindows phone 7を日本で初投入!なんていうアピールをすることがありますが、今回はそういうこともないですね。そんなことしたらJobsににらまれるでしょうか?(^^;)

さてこれでiOS, Android, Windows phone7と大きく3つの陣営ができたわけですが、Windows陣営に勝機はあるでしょうか?勝機があるとすれば現在大半の「パソコン」ユーザーが利用しているWindowsとの連携がカギになるでしょう。そのリソースをうまく活用し、WindowsLiveで提供している大容量オンラインストレージとのシームレスな連携などがユーザーに訴求できれば一定の成功を収める可能性はなくはないと思います。

ともあれ昔1度でもWindowsの携帯端末向けOSに触れたことのある人はそのひどさを身をもって体験し深い傷を負っているので(笑)それらのマイナスイメージを払拭し、新しく生まれ変わったことを広くPRすることはとても重要になると思います。いずれの時代も独り勝ちの状態が続くことはあまりよくない現象を生むので3大陣営で切磋琢磨してより便利な端末を生み出してほしいものです。

米マイクロソフト、Windows Phone 7端末9モデル発表