auが新市場を狙うスマートフォンIS03を発表

auAndroid搭載の「IS03」を発表しました。特徴はなんといってもおサイフケータイワンセグに対応したこと。これまでスマートフォンの対比として用いられている感もある「ガラパゴスケータイ(ガラケー)」という言葉、こうなってくると「スマートフォン」の言葉を再定義する必要がありそうです。
スペックとしてはiPhone4と同じ解像度のディスプレイ、900万画素を超えるカメラとシャープの技術が存分に投入された機種になっています。さらに、先日首都圏で配信された緊急地震速報がiPhone4やXperiaでは受信できないことが話題になりましたが、IS03はこれにも対応しています。

これだけの端末を作り上げたシャープはさすがというところですが、auだけにこれを提供するというのも限界があるでしょう。来期以降はドコモやソフトバンクでも同様の端末が出てくることが期待されます。さらには世界市場での販売も視野に入れていることでしょう。

スマートフォンガラケーとも言うべき端末は韓国でもサムソンのGalaxySが、韓国国内モデルは韓国のワンセグにあたる「T-DMB」に対応し、iPhone4に負けない人気を得ています。日本市場のこの分野へいち早く投入されたIS03、この成否が今後の日本市場でのスマートフォン販売に影響を与えることは間違いないでしょう。

あとは発言があった「禁断のアプリ」が何かですね。auWi-Fi端末を出していないだけに、IS03テザリング機能でも提供するんでしょうか?

auから“1台目”のスマートフォン、Android搭載の「IS03」