AT&T 無制限データプラン廃止
AT&Tといえばアメリカの電話会社で、米国におけるiPhoneの独占販売権を持っていることで有名ですが、そのAT&TがiPhoneで提供している無制限データプラン（日本でいえば「パケホーダイ」）を廃止したそうです。
iPhoneのようないわゆるスマートフォンは既存の携帯電話と比較して非常に多くの通信データ量が発生するため、携帯電話会社の設備容量を圧迫する原因になるんですよね。それでも料金的には使い放題で4000円程度しかもらえないということで、設備産業の携帯会社にとっては厳しいと思います。（支払う私たちからすればもっと値下げしてほしいものですが...。）
iPhoneでは３Ｇ回線でSkypeを使えるようにしたり、テザリング（iPhoneとパソコンを接続してパソコンでネットを利用する方法のこと）を解放する条件として定額制の廃棄となるのはいたしかたない気もします。ただ２ＧＢが上限で、その上限に既存のユーザーの98%が収まっていると言われても、使う側としては超えるのではないか？と不安ですよね。それによるデータ量の減少も期待しているのではないかと思います。
定額制あってこそのスマートフォンだと思うので、日本では廃止にならないでいてもらいたいですね。しかし、これも独占販売権があるからであって、複数の通信会社でiPhoneが販売されていれば、お互いが牽制して簡単には定額制の廃止ということにはならないと思いますが。このタイミングでの発表と言うことは、次期iPhoneは米国ではAT&T以外からも発売されるのかな？
