iPadの価格は高いか安いか?

iPad Wi-Fi 16GB』の米国価格が499$、『iPad Wi-Fi+3G 16GB』は629$です。これに対して日本における価格は48,800円と61,800円(米国では縛りがないため、プリペイドプランで比較してます)。日本国内の価格は税込みですので、46476円と58857円になり、米国価格で割ると、それぞれ1ドル93.14円と93.57円となりここ数日の為替レートと比較しても妥当な金額になっていることが分かります。この価格であれば並行輸入品が日本に入ってくることはしばらくなさそうです。

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価格表を見るとわかるのが、分割支払い時に金利が設定されています。これまでソフトバンクの携帯を購入する際には分割にしても金利は0%でしたが、今回は2年契約をするプラン以外は金利が設定されています。Wi-Fi版はソフトバンクにとって通信料が入ってくるわけではないためうま味がないのに加えて支払い不履行リスクがあるので当然だと思いますが、1GBプランでも金利がかかっているのは、すぐに解約されるとつらい価格ということなのでしょうか?一括払いについてもプランによって総額が異なることから、3G対応版は頑張った価格と言うことなのかもしれません。

さて、『iPad Wi-Fi』と『iPad Wi-Fi+3G』の差は3G(携帯電話網)対応のほかに、GPS対応の有無というのがあります。この2つのどちらを購入するかは、
・外に頻繁に持ち歩くか?
・料金を抑えたいか?
この2点にかかっている気がします。外に持ち歩かないのであればGPSの有無はあまり問題ではないでしょう。またWi-Fi版でもホットスポットを利用したりPocket Wi-Fiなどを利用して回線につなぐことはできます。2910円+315円を24ヶ月支払うと77,400円になります。これを安いと考えるか高いと考えるかで選ぶ機種が決まりそうです。

先日次期iPhoneとうわさされる機種の漏えい騒動がありましたが、これも噂どおりならなかなか魅力的です。そして秋には次期iPod Touchが出てくるかもしれません。こう考えるとやはり個人的にはiPadはスティージョブズがキーノートでプレゼンしていたように、自宅のソファーで寛ぎながら操作するのに向いている気がします。

iPad 販売価格一覧表