ソフトバンクのスマートフォン向けパケット料金を改定

これまでの「パケットし放題 for スマートフォン」からドコモと同じスタート地点の価格を390円に抑えた「パケットし放題S for スマートフォン」を11月12日から提供するそうです。あわせて、スタート価格は3985円ですが、その金額で約869MBまで利用できる「パケットし放題MAX for スマートフォン」も併せて発表されました。この869MB相当の7125000パケットはどこから来てるかと思ったら、「パケットし放題S for スマートフォン」が上限の5985円に張り付くパケット数の100倍に設定してあるようです。ソフトバンクによれば、このパケット数に収まるユーザーの割合は97%ということで大半のユーザーが3985円で利用できると想定しているそうです。

ソフトバンクスマートフォンの中でもiPhoneだけは別に扱っていてパケットの上限を一般的な携帯のパケット上限と同じ4410円となるようにしているのですが、今回の「パケットし放題MAX for スマートフォン」によりそれ以外のAndroidWindows Mobile(Windows Phone)のスマートフォンも安価に利用できるチャンスが増えます。これはユーザーへの配慮の意味もあると思いますが、どちらかと言えばiPhone4以外のスマートフォンソフトバンクに提供してもらうための戦略の意味合いの方が強い気がします。HTCの新しいスマートフォンが発表になりましたが、ソフトバンクはこれも一定量販売する必要があるでしょう。そうでなければ端末メーカーはソフトバンクを相手にしなくなりますからね。それを避けるためにもこのようなプランを出す必要に迫られたのかもしれません。

ソフトバンク、スマートフォン向け新定額プランを発表